思い出ほど殺傷能力が高いものは無いのかも知れない。
と、そんなことをふと思わせてくる、
切ないながらも強くしなやかに、
静かに決意する女性の情景が浮かぶ曲。
今日はTHE YELLOW MONKEYの「BURN」について、つらつらと想いを書こうと思います。
発売は1997年。(97年最高だな!)
リアルタイムだと小学校2年生になるので記憶は朧げですが、当時親の車でよくイエモンかかってたなー、なんか怖いなーという印象が強かったです。(子どもだったからね…👧)
そんな言わずと知れたイエモンの名曲「BURN」をなぜ今…と思う方もいるでしょうが、
それは私が今日仕事の帰りに車内で聴きながら号泣していたことがキッカケです(なんかめんどくさいエピソードだな笑)
とにかくね、イントロから心鷲掴みにされる曲ですよね。
イントロから殴られる。笑
イントロ好きにとってはそれだけでたまらない。
このラテン調➕東北(がテーマなのね…?)という一見不思議な感覚だけど完成された世界観で、
そこがまた最高なんですよね。
とにかく曲調も歌詞も大好きで。
やっぱりこの曲の肝は
「思い出だけが性感帯」というフレーズでしょう。
勿論それだけじゃなくて、
どのフレーズをとっても素敵な歌詞なので、
公式に歌詞が載っていたのでこちらに↓。
https://theyellowmonkeysuper.jp/lyrics/detail/83/
思い出って、良い思い出、苦しかった思い出含めて何もかもが心を抉ってくるんですよね。
しかも今日すらも思い出に変わっていくんですよ??
時の流れの無情さよ…(すぐ話それるよね。笑)
幼い頃の思い出、愛した人の思い出、
友達との思い出、場所、匂い、記憶…
それら全てが性感帯って表現さ、
吉井さん、なんなん。
私かなり吉井さんの歌詞がエロくて大好きなんですが、これに至ってはエロスだけじゃないやん。
もうね、そんなある意味攻撃性の高い「思い出が性感帯」っておい。
辛い思い出だとしても、感じるってことなんよね。。
それも、きっと気持ち良いものとかそれだけでなく、色んな感情含めて感じさせられてしまう。
痛い思い出にすら。
痛いほど。
思い出に殺されてしまうよね。
思い出って殺してくるんだよ。
それでも、曲の中の女性は負けないんだよね。
儚げに見えて、どっか飛んでいきそうに見えて、
強くあろうと、明日を迎えようと静かに強く生きようとしている。
なんかさー、絵が浮かんでくるよね。
これはもう、文学だよね。
挿絵描きたいもんね。
私はTHE YELLOW MONKEYに関してはガッツリ聴き始めたのが25とか過ぎたあたりなので、
メンバーの人となりや関係性やらは全然知識ないのですが、
楽曲のかっこよさ、
歌詞の艶っぽさと男らしさ…どれをとってもこのバンドにしか出せない色だなーと常々思っています。
さぁ、皆さんも今こそ改めて「BURN」を聴いて思い出に浸れ!
浸って浸って浸りまくって思い出に溺れて、
溺死しましょう。(やめろ)
思い出って、こわいわー。
鮮明だもんね。人間の不思議。心の不思議。
そしてそれを聴いて泣きましょう。
私も泣きますから。重いやろ。笑
こっちも私の存在をかけて作品楽しんでるからね。。
いやー、最高だわ。。。
思い出しか感じられないんです。
思い出はいつも、追ってくるんです。
今日も溺れながら、寝ろ。
テンションおかしいのは毎度のことではありますが、情熱ゆえ+最近情緒不安定だからです。
悪しからず。。。
辛くても、静かにしなやかに生きましょう。
痛みや苦しみの曲は、前向きな勇気をくれるから私たちロックを愛する者には必要なんだよ。
ポジティブな曲だって世界には絶対必要。
そして皆んなが好き!って思える曲を作れるなんて才能の塊でしかない。
だけど私はダークなものが好き。
いつまでたっても、それはきっと変わらない。
思い出と溺れて、さようなら。
ではまたーーー⭐️