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私の好きなものと生きるお話。

誰の心にも宿る『Nevermind』を探せ!〜自分の中の究極の7枚〜①

ドラマの話だったり他の書きたいことも沢山あるのですが、今夜はまずこちらからグダグダ書いていけたらと思います。

 

皆さんの心の中にも、あの音楽が…、あのアルバムが、あの曲が「特別」だと言い切れるものがあるかと思います。

私は最近芸人の永野さんによるロックを語るyoutubeや本にめちゃくちゃハマっていて、

永野さんが様々な音楽を思い出とともに赤裸々に正直な感想を熱く語っているのを見て、

こういうのいいな、そういう話って聞くの大好き!!という熱い気持ちを思い出し、

私も「永野さんにとってのNevermind」のような自分にとっての究極のアルバムは何かな…というのを考え始めました。

と言っても大好きなアルバムは大量にあるため、

7枚に絞ろうと勝手な縛りを付けました。

(最初5枚で考えてたんですが、無理だったのでとりあえず7枚で…笑)

 

選ぶ基準としては、自分に強い影響を与えたもの、思い出が詰まりすぎて苦しいほど好きなもの、とにかく思い入れという点に更に絞りました。

好きか嫌いかとかそういった次元を超えて、

これがなければ今の自分はいないな、くらいの重い気持ちと共に選んだ一枚目はこちら…

 

 

SUGIZO 1stアルバム

「TRUTH?」

 

1997年リリースのLUNA SEAの宇宙的ギタリストSUGIZOさんによる1stソロアルバムです。

私は1989年生まれな為、LUNA SEAに関してはリアルタイムで聴いてきておらず、

終幕後である2006年に突然の出会いを果たし今に至るわけですが…。。

LUNA SEAで心を持っていかれた存在である、

圧倒的な華やかさを持つSUGIZOさん。

そんなSUGIZOさんのソロを聴いてみたいなと初めて買ったのがこのアルバムで、

当時は17歳とかそんなでした。 

 

LUNA SEAはもう終幕しているし、

今後再結成してくれるかも分からない。

(2007年のOND前だった)

そんな中ひたすら聴いていた「TRUTH?」。

前置きが長すぎますが、このアルバムの何が好きかって、曲もギターの音色もSUGIZOの歌声もそうなんですが、

このアルバムが生まれるまでの経緯が最大の魅力でした。

このアルバムに関連した「Can I Fly?」というアーティスト本がありまして、この本を読むとアルバム「TRUTH?」への想いやアルバム制作に携わったアーティストの詳細がびっしり書かれてるのですが、

その本をひたすら読んでいたら ぐぉおおーーって心が惹きつけられたんです。

タイミング的にはバンドが一時休止して、

さあみんなこれからソロ活動!というタイミングで、それぞれのメンバーが試行錯誤する中で制作された作品なので、

その経緯だけでも胸熱なんですね…。

それに関してはSUGIZOだけでなくINORANの「想」も大好きだしキリがないのですが…。

RYUICHI河村隆一としてバンバン売れていく中で、このSUGIZOのアルバムは対象的で、

物凄く実験的な一枚になっていて、

色んな楽器を取り入れたい!好きな映画のタイトルも付けたい!なんなら曲名「LUNA」で娘さんのエピソードがあったり時期的にダイアナ妃の件でも想いを馳せていたり、もうとにかくSUGIZOワールド炸裂なんですね。

それがもう、たまらなく良くて。

自分の「好き!」「こうしたい!」を詰め込んだらこうなったよ!みたいなアルバムに感じられて、

作品になるまでの経緯がもう激アツ。 

それ抜きにしても(抜きにはできないが)どの楽曲もLUNA SEAとは別物で、アンビエントでジャズ要素があったり、お洒落なカフェで流れてそうな曲があったりノイジーな曲があったり、

バラエティに富んでいて面白い作品なんです。

SUGIZOさん本人は、「過去の作品はもう恥ずかしくて聴けない」とよく言っていますが、

私は大好きなんですよね。

 

このアルバムは夜寝る前や雨の日、

浸りたい時に特にオススメです。

(いったい何に浸るのか)

 

いま聴いたらまた違った印象になりそうですね。

昨今のSUGIZOさんのソロ作品とはまた色が違うので…。

とにかく初期衝動、原点。

こういう熱い想いに惹かれてやまない私からすると、もう永遠の一枚です。

とにかく好きが詰まってる。

SUGIZOさんが敬愛するJAPANの今は亡きミック・カーンさんのドラムンベースが聴けるのも、

それだけで泣けませんか。

私は泣けます。

(なんやねん)

昔から憧れていたJAPANのメンバーと一緒に音楽作るんですよ…?そんな夢のような話があるかい。そこがもう流石としか言いようがないし、

そのエピソードだけで朝までお酒飲めるよね。

しかも、このアルバムリリースされた1997年ってSUGIZOさん、28歳とかそのへんなんですよ。

いまの私より年下……時の流れは恐ろしいよね…。。笑

LUNA SEAがあのモンスターアルバム、「MOTHER」を作った時のメンバーの年齢とかもさ…もうすっかり年下になってしまってるけど、

あんな大人びた音楽を20代で生み出してるなんて化け物ですからね…。

話それすぎな上、音楽の楽しみ方がどっかおかしいかもですが、

私は熱い想いのこもった作品が大好きです。

この当時、さまざまな想いがある中生まれた奇跡のアルバム「TRUTH?」。

SUGIZOワールドの全開なアルバムだからこそ、

死ぬまで大好きな一枚です。

(いちいち重たいんだよな…笑)

 

 

ドキュメンタリーとか、好きやん。

ライナーノーツとか、大好きやん。

暑く熱く生きたいなって思い出させてくれる、

そんな10代に出会った奇跡の一枚でした。

 

音楽的な話は一切分からないし私の感覚でしか感じ取れないので熱量だけで書いてますが…。

こんな感じで熱く重たさ満開で残りの6枚のことも今後うだうだ書いていきます。

 

やっぱり生涯これだ!ってなる音楽って、

思春期に出会った音楽になるよねーー

不思議だなーー。

 

大人になってどれだけ洗練されたかっこいいものに出会っても、あの時の思い出は越えられないのですよ……。

なので思い出込みで。また書きますー。

レビューとは違うので、参考になることはないですが、ここも私の「好き!」「こうしたい!」を具現化した場所にしたいので好きにやります。

 

寝なきゃねーー

 

今日もランクマ安定して勝てないですわー

4桁ってどうやっていくん……??

 

 

ではまたーーー⭐️